#11 知ってるつもりは要注意!UVケアの常識とは?

2017-10-07

紫外線対策は夏だけじゃダメ! 1年365日が基本です。

国内では(その年の天候に大きく影響されますが)7~8月に紫外線量が年間で最も多くなると言われています(一般的にB波と呼ばれるものです)。一方で「5月の紫外線は真夏とほぼ同じ」と耳にするように、オゾン層での吸収がほとんどない紫外線、いわゆるA波の量は(特に6~7月に梅雨時期となる地域では)5月にはすでに真夏並みの量が計測されています。A波B波ともに肌にダメージを与えることは明らかなので、夏だけではなく年中UVケアは行なうことをおすすめします。

UVケア商品を選ぶ時のポイント

UVケア商品を選ぶ際には3つのポイントがあります。まずはSPF値とPA値。SPFは紫外線B波をカットする力を示しており、PAは紫外線A波をカットする力を示しています。B波は赤くなってヒリヒリする日焼けを起こす紫外線。SPFは、何も塗っていない場合に比べて赤くヒリヒリするまでの時間をどれだけのばせるか目安となります。数値が大きいほど時間が伸びます。一方、A波は真皮まで到達してダメージを与え、肌老化を促進します。PAは「+」の数でカットの効果を表していて、「+」はやや効果がある。「++」は効果がある。「+++」は非常に効果があるという意味です。

ではSPFは数値が高いもの、PAは+が多いものを選べばいいのか?

数値が高く、+が多いほうがUVカット効果も高いということです。ただ私は肌への負担を考えて、あまり数値の高いものは使いません。日常生活ではSPF20のPA++のものを使っていますが、それで十分だと思います。アウトドア・シーンは特別にSPF50の「+++」を使ったりもしますが、その場合は、帰宅後すぐ落とすようにしています。同じ理由で、ポイントの2つ目は紫外線吸収剤だけでできていないものを選ぶことです。敏感肌の人は肌への刺激になるので特に注意が必要です。

クリームまたは乳液タイプの商品がおすすめ

3つ目のポイントですが、UVケアの商品はクリームまたは乳液タイプがおすすめです。ベタつきや白浮きが気になる人はローションやスプレー、ジェルなどを好まれますが、そのほとんどが吸収剤のみでできていることが多いのです。裏返せば、吸収剤を含まないノンケミカルのものはクリームや乳液タイプに多いということです。そのあたりをよく見極めて、極力、肌に負担のないものを選んでみてください。

適量を、ムラなく、こまめに塗るのがコツ

―自分にあったUVケア商品を選んだら、次に気になるのは効果的な使用方法!その注意点は?

使用方法の注意点ですが、何といっても適量を使うこと、ムラなく、こまめに塗ることです!商品によって適量は異なるので、必ず記載の使用量を守ってください。時々白くならないようにと使用量を減らす人がいらっしゃいますが、たとえばSPF50のものを塗っても、量によってはSPF20程度の効果しかでないこともあり得るのです。SPF数値の測定時には皮膚1平方センチメートルあたりに2ミリグラムのUVケア商品を使用するといわれているのですが、たいていの女性はその4分の1の量しか使っていないことが多いのだとか。そうなるとUVカット効果は約20分の1にまで下がるというから驚きです。
肌にすきをつくらないよう、ムラなく塗るのも大切なポイントです。中指や薬指を使って顔全体に丁寧にのばしたあと、日焼けしやすくシミができやすい頬骨あたりに重ねづけするのもおすすめ。さらに確実に紫外線をカットしたい方は、その上からパウダーファンデーションを重ねましょう。肌の調子が良くない場合は、ルースパウダー(粉おしろい)で代用してもかまいませんよ。そして最後に、こまめに塗りなおすこと!たとえSPF値やPA値が高くても、こまめに塗り直さないで放っておくと肌は確実にダメージを受けます。面倒くさがらずケアしてあげてくださいね。化粧直しにはオリビア化粧品のホワイトローションがさっぱりとした使い心地で気持ちよいですよ。「年齢が出る」といわれる手の甲や首の後ろ、耳など、顔以外のUVケアも忘れずに! ボディー用の日焼け止めを常に手元に置いておきましょう。

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